COP CAR/コップ・カー 2016/8/2 COP CAR/コップ・カーBlu-ray&DVD発売!
 
COP CAR イントロダクション

ケヴィン・ベーコンが主演を熱望!
『スパイダーマン』新シリーズ監督の新鋭ジョン・ワッツが挑む
少年と邪悪な保安官が繰り広げるクライム・サスペンス!

一台のパトカーをめぐる、少年と悪徳保安官の危険な追跡劇

家出中のトラヴィスとハリソンが、荒野で偶然みつけた一台のパトカー。悪戯に車を走らせはしゃぐ少年ふたりだが、それは絶対に手を出してはいけないパトカーだった……。車の持ち主である謎の悪徳保安官ミッチ・クレッツァー(ケヴィン・ベーコン)は、車が盗まれたことに気づき、即座に追跡を開始する。彼らがトランクの中身に気づいたとき、恐ろしい追跡劇が幕を開ける! 映画の舞台となるのは、コロラド州の架空の地域であるクインラン・カントリー。美しい山々と広大な荒野のなか、刺激を求めてさまよう少年ふたりの冒険はまるで現代版『スタンド・バイ・ミー』(86)のようでもあり、一方でベーコンの鬼気迫る迫真の演技、少年たちが味わう恐怖、時にブラックな笑いも誘う予想外の展開が、見る者を魅了する。無邪気な悪戯が狂気にまで増幅する今までにないクライム・サスペンス!

“ハリウッドの中心に最も近い俳優” ケヴィン・ベーコン ×
“「スパイダーマン」新シリーズ監督” ジョン・ワッツ

主演及び製作総指揮に立つのはケヴィン・ベーコン。『フットルース』(84)『アポロ13』(95)『ミスティック・リバー』(03)『スーパー!』(10)や、テレビシリーズ『ザ・フォロイング』(13~15)など、あらゆるジャンルの作品に出演し、その活動の豊富さからハリウッド俳優のほとんどが共演者だと話題になるほど。監督をつとめるのは、ホラー映画界の帝王イーライ・ロスにその才能を認められ『クラウン』(15)で鮮烈なデビューを果たしたジョン・ワッツ(1981年生まれ)。2017年夏全世界公開となる『スパイダーマン』新シリーズの監督として抜擢され、「最も優秀な次世代の監督」として嘱望されている。脚本を読むとすぐに出演を快諾し、総指揮も務めた名優ケヴィン・ベーコンと、ハリウッドで今もっとも注目される新鋭監督ジョン・ワッツ。そんなふたりの才能がつくりあげ、2015年のサンダンス映画祭で発表されるとたちまち話題となった本作を、どうぞお見逃しなく!

COP CAR ストーリー

こっそりと家を抜けだしたふたりの少年、トラヴィスとハリソンは、互いにふざけ合いながら野原を歩き続けていた。やがて人気のない空き地へとたどり着いた彼らは、乗り捨てられた一台のパトカーを発見する。車にキーが付けられたままだと気づいたふたりは、早速パトカーを乗り回す。やがて田舎道をドライブしていた中年女性ベヴが、パトカーで爆走する少年たちを目撃する。仰天した彼女はすぐに警察に通報するが、誰にも信じてもらえず、いら立ちを募らせる。

一方それより少し前のこと。保安官ミッチ・クレッツァーは、パトカーのトランクから死体を引きずり出し、地面に掘った穴に放り込んでいた。ようやく死体を処理したクレッツァーは車のもとに引き返すが、先ほどまであったはずのパトカーがこつ然と姿を消しているのを目にし呆然とする。何者かに車が盗まれたと気づき焦る彼だが、まずは森を出て街へ戻る手段を見つけなければならない。どうにか車を盗みだしたクレッツァーは、街へ戻ると警察無線を探り当て何喰わぬ顔で通信指令部に連絡をとる。冷静さを装い自分の失態を隠そうとする彼は、指令部との会話から自分の車に起きた事実を知る。怒りに燃えたクレッツァーは、無線を使い、無謀な盗人たちに今すぐ自分の車を返すよう警告する。

その頃、車のなかで見つけた銃や防弾チョッキで遊んでいたトラヴィスとハリソンだが、やがて無線から聞こえるクレッツァーの声に、事の重大さを思い知らされる。車を返すべきかこのまま逃げるべきかで揉めるふたりは、やがてトランクから聞こえる不審な音に気づく。恐る恐るトランクを開けると、そこには両手を縛られた血だらけの男が入っていた。車を乗りまわしていたのがクレッツァーではなく少年たちだと知った男は、すぐに自分を助けてくれるよう頼むのだが……。

COP CAR ケヴィン・ベーコン

ケヴィン・ベーコン|ミッチ・クレッツァー保安官役

1958年7月8日、アメリカ合衆国のフィラデルフィアに生まれる。17歳のとき役者を目指してニューヨークへ渡り、サークル・イン・ザ・スクエア劇場で最年少の生徒となる。舞台での経験を積んだ後、1978年に『アニマル・ハウス』のチップ役で映画デビュー。『13日の金曜日』『ダイナー』等に出演し、日本でも大ヒットとなった青春ドラマ『フットルース』に主演しブレイクする。その後も青春映画やロマンティックコメディ映画に数多く主演するほか、社会派作品『JFK』『ア・フュー・グッドメン』などでのシリアスな役柄から、メリル・ストリープと共演したアクションスリラー『激流』や製作総指揮もとった『ワイルドシングス』、透明人間となった男の暴走を描く『インビジブル』での個性的な悪役、そしてイーストウッド監督『ミスティック・リバー』への出演など、幅広いジャンルの映画でその才能を証明する。1994年、『激流』でゴールデングローブ賞助演男優賞にノミネート、アルカトラズ刑務所で実際に起こった虐待事件を描いた1995年の『告発』では放送映画批評家協会主演男優賞を受賞、2009年にTV映画『TAKING CHANCE/戦場のおくりびと』でゴールデングローブ賞主演男優賞と全米映画俳優組合賞を受賞した。2010年、映画界の傑出したキャリアや慈善活動での功績が認められ、映画批評家協会のジョエル・シーゲル賞を受賞。2013年からは、TVドラマで初の主演となるサイコスリラー『ザ・フォロイング』がスタートした。現在は新作映画『6 Miranda Drive』(グレッグ・マクリーン)が公開待機中。

1996年、キーラ・セジウィック、ボー・ブリッジス、ヘレン・ミレンが主役を演じたTV映画『Losing Chase』(未)で監督デビューを果たす。本作は3部門でゴールデングローブ賞にノミネートされ、ヘレン・ミレンが主演女優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)を受賞した。2004年に監督第二作(劇場映画としては処女作)『バイバイ、ママ』を手がける。キーラ・セジウィック主演の刑事ドラマ『クローザー』(2005~2012)でも数話の監督をつとめている。

映画やテレビ作品に加え、1983年に『Slab Boys』でショーン・ペンと共演しブロードウェイデビューを果たし、現在まで舞台での活躍も続けている。2002年、ヘザー・マクドナルド脚本の一人芝居『An Almost Holy Picture』に主演。2012年には、同性結婚を禁じるカリフォルニア州憲法改正案「提案第8号(Proposition 8)」を題材にしたダスティン・ランス・ブラックの朗読劇『8』にて、ジョージ・クルーニーやブラッド・ピットらと共演。この朗読劇はロブ・ライナーによって演出され、その映像は後日Youtube上で公開された。また俳優としての活動のほかに、ミュージシャンの兄マイケル・ベーコンと「ザ・ベーコン・ブラザーズ」というバンドを組み、現在もCDやツアー活動を積極的に行なっている。私生活では、1988年、TV映画『レモン色の部屋』で共演した女優のキーラ・セジウィックと結婚している。

出演作品

【映画】
★『ブラック・スキャンダル』(スコット・クーパー、2015)
★『Tough Day』(ジェームズ・レスター、ジェ・ソン、2014)〈未〉※短編
★『The Presidents’ Gatekeepers』(ゲデオン・ノーデ、ジュール・ノーデ、2013)※TVM
★『ゴースト・エージェント/R.I.P.D. 』(ロベルト・シュヴェンケ、2013)
★『Jayne Mansfield's Car』(ビリー・ボブ・ソーントン、2012)〈未〉
★『パーフェクト・スナイパー 』(プラッチャヤー・ピンゲーオ、2011)
★『ラブ・アゲイン』(グレン・フィカーラ、ジョン・レクア、2011)
★『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(マシュー・ヴォーン、2011)
★『スーパー!』(ジェームズ・ガン、2010)
★『Beyond All Boundaries』(デヴィッド・ブリッグス、2009)〈未〉※短編
★『ニューヨーク、アイラブユー』(スカーレット・ヨハンソン監督『さすらいびとの靴』、2009)※オムニバス
★『たった一人のあなたのために』(リチャード・ロンクレイン、2009)
★『TAKING CHANCE/戦場のおくりびと』(ロス・カッツ、2009)※TVM
★『フロスト×ニクソン』(ロン・ハワード、2008)
★『Saving Angelo』(ドミニク・スコット・ケイ、2007)〈未〉※短編
★『レールズ&タイズ』(アリソン・イーストウッド、2007)
★『狼たちの報酬』(ジエホ・リー、2007)
★『狼の死刑宣告』(ジェームズ・ワン、2007)
★『ビューティー・ショップ』(ビリー・ウッドラフ、2005)
★『秘密のかけら』(アトム・エゴヤン、2005)
★『バイバイ、ママ』(ケヴィン・ベーコン、2004)※製作&監督&出演
★『Cavedweller』(リサ・チョロデンコ、2004)〈未〉
★『The Woodsman』(ニコール・カッセル、2004)〈未〉
★『イン・ザ・カット』(ジェーン・カンピオン、2003)
★『ミスティック・リバー』(クリント・イーストウッド、2003)
★『コール』(ルイス・マンドーキ、2002)
★『ノボケイン 局部麻酔の罠』(デヴィッド・アトキンス、2001)
★『マイ・ドッグ・スキップ』(ジェイ・ラッセル、2000)
★『インビジブル』(ポール・ヴァーホーヴェン、2000)
★『エコーズ』(デヴィッド・コープ、1999)
★『ワイルドシングス』(ジョン・マクノートン、1998)※製作総指揮&出演
★『ピクチャー・パーフェクト/彼女が彼に決めた理由(わけ)』(グレン・ゴードン・キャロン、1997)
★『Destination Anywhere』(マーク・ベリントン、1997)〈未〉※短編
★『ウィズ・ユー』(ティモシー・ハットン、1997)
★『17 セブンティーン』(ガイ・ファーランド、1997)
★『スリーパーズ』(バリー・レヴィンソン、1996)
★『バルト』(サイモン・ウェルズ、1995)※声の出演
★『アポロ13』(ロン・ハワード、1995)
★『告発』(マーク・ロッコ、1995)

★『激流』(カーティス・ハンソン、1994)
★『ニューヨーク・スカイライド New York Skyride』(ウォルター・シュロマン、1994)
★『アフリカン・ダンク』(ポール・マイケル・グレイザー、1993)
★『ア・フュー・グッドメン』(ロブ・ライナー、1992) 
★『パイレーツ/この恋、火気厳禁!』(ノア・スターン、1991)
★『ヒー・セッド、シー・セッド/彼の言い分、彼女の言い分』(ケン・クワピス、マリサ・シルヴァー、1991)
★『クイーンズ・ロジック/女の言い分・男の言い訳』(スティーヴ・ラッシュ、1991)
★『JFK』(オリヴァー・ストーン、1991)
★『フラットライナーズ』(ジョエル・シューマカー、1990)
★『クリミナル・ロウ』(マーティン・キャンベル、1989)
★『トレマーズ』(ロン・アンダーウッド、1989)
★『ケビン・ベーコンのハリウッドに挑戦!!』(クリストファー・ゲスト、1988)
★『レモン色の空』(ジャン・イーグルソン、1988)※TVM
★『結婚の条件』(ジョン・ヒューズ、1988)
★『ハロー・マイ・トレイン』(ジェイ・ラッセル、1987)
★『大災難P.T.A.』(ジョン・ヒューズ、1987)
★『グレート・ストリーム』(ジェフ・ブレックナー、1987)
★『クイックシルバー』(トム・ドネリー、1985)
★『テンダーエイジ』(ジャン・イーグルソン、1984)※TVM
★『Mister Roberts』(メルヴィン・バーナード、1984)〈未〉※TVM
★『フットルース』(ハーバート・ロス、1984)
★『Enormous Changes at the Last Minute』(ミラ・バンク、エレン・ホブデ、マーフィー・メイヤー、1983)〈未〉
★『ブライアンの悪夢』(ビリー・ヘイル、1983)
★『Forty Deuce』(ポール・モリセイ、1982)〈未〉
★『ダイナー』(バリー・レヴィンソン、1982)
★『泣かないで』(グレン・ジョーダン、1981)
★『13日の金曜日』(ショーン・S・カニンガム、1980)
★『ニューヨークの恋人』(マーティン・デヴィッドソン、1979)
★『The Gift』(ドン・テイラー、1979)〈未〉※TVM
★『結婚ゲーム』(アラン・J・パクラ、1979)
★『アニマル・ハウス』(ジョン・ランディス、1978)

【TVドラマ】
★『ザ・フォロイング』(1~3)(2013~2015)※3では製作&出演
★『Bored to Death』(2009~2011)※2010年のシーズン2エピソード5に出演
★『クローザー』(第2~第5シーズン)(2006~2009)※監督&出演
★『ウィル&グレイス』(シーズン8)(2005~2006)※ゲスト出演
★『Frasier』(1993~2004)※シーズン2エピソード9に声のみ出演
★『ガイディング・ライト』(1952~2009)※1981年、計7話に出演

COP CAR キャスト
ジェームズ・フリードソン=ジャクソン|トラヴィス役
James Freedson-Jackson

カリフォルニア州ロングビーチに生まれる。演劇プロデューサーの父を持ち、ニューヨークにあるアルビン・エイリー・スクールのプレ・プロフェッショナル・プログラムでダンサーになるための勉強をする。本作で映画デビューを果たした後、『オリバー』の舞台や、TVドラマ『THE BLACKLISTブラックリスト』(2013~)、Netflixのマーベルドラマシリーズ『Marvel ジェシカ・ジョーンズ』(2015~)に出演している。

ヘイズ・ウェルフォード|ハリソン役
Hays Wellford

バージニア州リッチモンドに生まれる。小さな頃から演技に関心を持ち、多くの短編映画やTVドラマ、インディペンデント映画に出演。2015年には、若干13歳のエミリー・デプリミオが監督したホラー映画『Carver』に主演。2016年公開予定の『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』(ローランド・エメリッヒ)にも出演している。

カムリン・マンハイム|ベヴ役
Camryn Manheim

1961年生まれ。主にTVドラマ界で活躍している。『ザ・プラクティス/ボストン弁護士ファイル』(1997~2004)で、弁護人エレノア・フラットを演じ、1998年のエミー賞のドラマ部門で助演女優賞を獲得、1999年には同じ役でゴールデングローブ賞を受賞した。その他、『ゴースト ~天国からのささやき』(2005~2010)、『パーソン・オブ・インタレスト 犯罪予知ユニット』(2013~2016)などに出演。映画出演作に『ダーク・ウォーター』(ウォルター・サレス、2004)、『リベンジ・トラップ/美しすぎる罠』(フアド・ミカティ、2015)など。現在TVドラマ『エクスタント』(2014~)シリーズでハル・ベリーと共演中。

シェー・ウィガム|トランクの中の男役
Shea Whigham

1969年、フロリダに生まれる。ニューヨークの大学で学んだ後、映画デビュー作『タイガーランド』(ジョエル・シュマッカー、2000)でコリン・ファレルの相手役を演じ人気を博す。その他の映画出演作に、『テイク・シェルター』(ジェフ・ニコルズ、2011)、『世界にひとつのプレイブック』(デヴィッド・O・ラッセル、2012)など。また、マーティン・スコセッシ製作総指揮、スティーヴ・ブシェミ主演の人気TVドラマ『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』(2010~2013)で、イライアス・“イーライ”・トンプソンを演じた。現在、2015年からスタートしたマーベルのTVドラマシリーズ『エージェント・カーター』に出演中。

COP CAR スタッフ

監督・原案・製作|ジョン・ワッツ
Jon Watts

1981年、コロラド州のファウンテンに生まれる。ニューヨーク大学映画学科で学び、2005年に卒業後はミュージックビデオやコマーシャルで技能を磨く。大学の同窓生だったクリストファー・フォードらと共に、ブルックリン在住のフィルムメーカーを中心としたグループ「ウェイバリー・フィルムズ」を旗揚げする。風刺ニュース機関のウェブ版『ジ・オニオン・ニュース・ネットワーク』でもスタッフとして働いていた。短編映画やテレビ映画『Eugene!』(2012)などを手がけた後、2014年、フォードと共に『クラウン』という架空のホラー映画の予告編をつくりYoutubeに投稿する。この架空の予告編にはホラー映画界の帝王イーライ・ロスの名前も製作総指揮としてクレジットされていたが、投稿を見たイーライ・ロス本人から連絡があり、本作を実際に製作することが決定。2014年に『クラウン』で長編映画監督デビューを果たした。『コップ・カー』は長編映画二作目となる。現在、2017年夏公開の『スパイダーマン』新シリーズ(トム・ホランド主演)の監督をつとめることが決定している。

脚本|クリストファー・フォード Christopher D.Ford

ニューヨーク大学映画学科でジョン・ワッツと知り合い、一緒に「ウェイバリー・フィルムズ」を立ち上げる。2012年のサンダンス賞受賞作『素敵な相棒~フランクじいさんとロボットヘルパー~』(ジェイク・シュライアー)の脚本を手がけた。『クラウン』『コップカー』以外にも、ジョン・ワッツが監督したTV映画『The Fuzz』(2011)、『Eugene!』(2012)でも脚本を共に手がけている。また『Stickman Odyssey』というアメリカン・コミックシリーズも発表している。

製作|コディ・ライダー Cody Ryder

ジョン・ワッツを始め「ウェイバリー・フィルムズ」の監督たちの短編映画やコマーシャル、ミュージックビデオを数多く手がける。製作をつとめた作品に『素敵な相棒~フランクじいさんとロボットヘルパー~』や『クラウン』、トライベッカ映画祭で披露された『First Winter』(ベンジャミン・ディキンソン、2012)など。

製作|アリシア・ヴァン・クーヴァリング Alicia Van Couvering

初めて製作を手がけたレナ・ダナム『Tiny Furniture』で、インディペンデント・スピリット賞、ゴッサム映画賞、ニューヨーク映画批評家協会賞、2010年サウス・バイ・サウス・ウエスト映画祭賞も獲得。その他、『Nobody Walks』(ライ・ルッソ・ヤング、2012)、ジョー・スワンバーグ監督の『ドリンキング・バディーズ 飲み友以上、恋人未満の甘い方程式』(2013)や『ハッピー・クリスマス』(2014)などの製作に携わる。

製作|サム・ビスビー Sam Bisbee

コマーシャル制作会社Park Picturesの長編映画部門Park Pictures Featuresの共同設立者。2010年アカデミー短編実写映画賞を受賞した『The New Tenants』を製作後、2012年『素敵な相棒~フランクじいさんとロボットヘルパー~』の製作を手がける。2013年に『Infinitely Polar Bear』(マヤ・フォーブス)、『ゴッド・タウン―裁かれる街―』(ジョン・スラッテリー)を製作、両者とも2014年サンダンス映画祭でドラマ部門に選ばれた。

製作|アンドリュー・コーチャック Andrew Kortschak

カリフォルニア州サンタモニカにある自主製作会社Audax Filmsの社長。Netflixが獲得したドキュメンタリー映画『プリント・ザ・レジェンド』(ルイス・ロペス、J・クレイ・トゥイール2014)の共同製作をつとめる。2013年トライベッカ映画祭で公開された『Gore Vidal: The United States of Amnesia』(ニコラス・D・ラサール、2013)の製作総指揮者。

撮影監督|マシュー・J・ロイド. CSC. Matthew J. Lloyd CSC

ミュージックビデオ業界で活躍した後、オリヴァー・ストーンの『野蛮なやつら/SAVAGES』(2012)第2班の撮影監督をつとめる。TVドラマシリーズ『FARGO』では、2エピソードとパイロット版を撮影し、エミー賞の撮影賞にノミネートされた。その他、『素敵な相棒 ~フランクじいさんとロボットヘルパー~』、『The Better Angels』(A・J・エドワーズ、2014)、『プロジェクト・アルマナック』(ディーン・イズラライト、2014)などの撮影を手がける。Netflixのマーベルドラマシリーズ『デアデビル』の撮影監督もつとめている。

撮影監督|ラーキン・サイプル Larkin Seiple

シアトルの芸術科学アカデミーで学んだ後、ミュージックビデオの撮影を数々手がける。DJ SNAKEとリル・ジョンの『Turn Down for What』のミュージックビデオは、2014年のCamerimage賞で最優秀ミュージック・ビデオ賞を受賞した。最近ではマーティン・スコセッシ製作、ベン・ヤンガー監督の『Bleed for This』(2016)の撮影をつとめている。

COP CAR コメント

松江哲明|映画監督

恐いベーコン、戸惑うベーコン、笑うベーコン、嘘をつくベーコン、容赦しないベーコン、乱射するベーコン…
と、ベーコン尽くしの90分弱。
金を掛けなくても真正面からケヴィン・ベーコンを撮れば面白い映画は出来るのだ。
銀座シネパトスかテレ東の午後ローで見ていたら「拾い物!」な一本。

松崎健夫|映画評論家

『COP CAR/コップ・カー』は、「悪さをしたら警察に捕まる」ということを変化球的に描いた作品。つまり、捕まえに来る警察自体が「悪さ」をしていたら、一体誰がその「悪さ」を取り締まるのか?ということを、「悪さ」をする子供たちの視点で描いた作品なのだ。そして「こんな警察がいたら恐い!」と子供心に思わせるような、ケヴィン・ベーコンの執拗かつ狡猾な悪徳保安官ぶりは本作においても圧巻。しかし本作で重要なのは、大人も子供もやっていることに対してそれほど「悪い」とは思っていない点にある。それ故、各々に対する<罰>のありかたが不均衡かつ不公平で、世の常である不条理さえも導いているところが秀逸。よって『COP CAR/コップ・カー』は、「悪さをしたら罰を受ける」ということを変化球的に描いた作品でもあるのだ。

滝本誠|評論家

時代を無視して印象を語れば、マーク・トウェイン・ミーツ・ジム・トンプスン、
つまり、トム・ソーヤー&ハックルベリー・フィンが、冒険途中で、
ジム・トンプスン小説(『ポップ1280』他)でなじみの悪徳保安官の車を盗むことで、とんでもない事態に遭遇する、ということ。
ちなみに、ワッツは、ジム・トンプスン・ファンと判明。

清水久美子|映画・海外ドラマライター

TVシリーズ「ザ・フォロイング」を全シーズン見終わった後、ちょっと“ベーコンロス”になっていたところに『COP CAR/コップ・カー』が。『フットルース』から見続けている私にとって、彼は非常に多くの顔を持つ俳優(その一つには彼の最愛の妻キーラ・セジウィック主演のTVシリーズ「クローザー」にもたっぷり協力した良き夫の顔も)。今回は何か大変なことが起きた後の謎の保安官役。多くを語らずとも抜群の存在感で、ずる賢い保安官になり切り、「この男と関わったら大変! 少年たち、サッサと観念した方がいい」とハラハラしながら見守った。予想は次々と裏切られるも、“ベーコンロス”からは見事抜けられ、気持ちは満たされた。監督・脚本のジョン・ワッツの凄い才能をパッと見抜いたケヴィン・ベーコンに、これからもついていこうと思う。

冨永昌敬|映画監督

『コップ・カー』は、刑事ドラマのカーチェイスと現実のミニパトとの格差に心底がっかりした記憶を持つ多くの日本の少年を乗せて、草いきれと硝煙の舞う大平原をどこまでもブッ飛ばしてくれる。
そして二人の子役と若手監督に華を持たせるケヴィン・ベーコンの男気とタフな肉体に向けて、僕らは最敬礼のパッシングを贈らねばならない。

真魚八重子|映画文筆業

ただそこにいるだけで笑えてしまう、ケヴィン・ベーコンの存在感!
けれども、パトカーを盗んだ子どもを巡り、不思議な四つ巴を織りなす人々は、意外にもハードボイルドな渋さに突入する。
この映画は見落とし厳禁!

COP CAR 悪徳警官が登場する映画たち

悪徳警官(刑事/保安官)が登場する映画たち ※―――役名

『地獄の英雄』
(ビリー・ワイルダー、1951)
※ガス・クレッツァー(レイ・ティール) カーク・ダグラス演じる悪徳新聞記者が取り込もうとする、自身の選挙にしか興味のない小市民的保安官。本作のクレッツァー保安官の名前はこの作品からとられたという。
『悪徳警官』
(ロイ・ローランド、1954)
※クリス・ケルヴァニー(ロバート・テイラー) ロバート・テイラー演じるクリスは、抜け目のない性格でやすやすとギャングに買収される悪徳警官だが、正義漢の弟の死をきっかけに改心し復讐へと立ち上がる。
『黒い罠』(オーソン・ウェルズ、1958)
※ハンク・クインラン(オーソン・ウェルズ) 証拠のねつ造からやがて殺人にまで手を染めてしまう巨漢のベテラン刑事。同情の余地がない悪徳ぶりだが、刑事としてのプライドと長年の相棒への友情は辛うじて捨ててはいないか?
『ペイルライダー』
(クリント・イーストウッド、1985)
※ストックバーン(ジョン・ラッセル) 無法者が闊歩する街を牛耳る保安官。イーストウッド演じる謎の男と対決する彼は明らかに悪徳保安官だが、イーストウッドが、かつて殺した男の亡霊だったのか否かは謎のまま。
『その男、凶暴につき』
(北野武、1989)
※吾妻諒介(ビートたけし) 北野武映画のほとんどは悪党と刑事の境目が曖昧な気もするが、監督処女作で本人が演じた刑事役の暴力性は見事。
『バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト』(アベル・フェラーラ、1992)
※警部補(ハーヴェイ・カイテル) 悪徳警官(刑事)と言われてすぐに思いつくのがこの映画。ドラッグと酒にまみれた警部補。ハーヴェイ・カイテルの怪演が魅せる。
『レオン』
(リュック・ベッソン、1994)
※ノーマン・スタンフィールド (ゲイリー・オールドマン)日本でも大ヒットしたこの映画、ゲイリー・オールドマン演じる薬物中毒の麻薬捜査官のキレっぷりが話題に。
『L.A.コンフィデンシャル』
(カーティス・ハンソン、1997)
※ダドリー・スミス(ジェームズ・クロムウェル) 汚職がうずまくロサンゼルス市警を舞台にした本作。黒幕はダドリーだが、登場する刑事たちのうち誰がもっとも悪なのかについては、おそらく意見がわかれるところ。
『トレーニングデイ』
(アントワーン・フークア、2001)
※アロンゾ・ハリス(デンゼル・ワシントン) こちらもロサンゼルス市警が舞台の作品。正義に燃える新人刑事を鍛えるベテラン刑事アロンゾを演じるデンゼル・ワシントン。その悪徳ぶりは必見。
『シン・シティ』(F・ミラー、R・ロドリゲス、Q・タランティーノ、2005)
※ジャッキー・ボーイ(ベニチオ・デル・トロ) 酒と女に溺れ、弱者に暴力をふるう悪徳刑事。結局は、自分が痛めつけていた女たちによって殺されるが、死んだあとまでその厄介さは引き継がれる。
『傷だらけの男たち』
(アンドリュー・ラウ、アラン・マック、2006)
※ラウ・チンヘイ(トニー・レオン) 『インファナル・アフェア』のアンドリュー・ラウが送る、元コンビの刑事ふたりによる因縁物語。悲しい過去ゆえに殺人に走る刑事をトニー・レオンが演じる。
『ディパーテッド』
(マーティン・スコセッシ、2006)
※コリン・サリバン(マット・デイモン) アンドリュー・ラウの『インファナル・アフェア』のリメイク版。ギャングの世界から警察に潜入した男を果たして悪徳刑事と呼ぶべきか否か…?
『バッド・ルーテナント』
(ヴェルナー・ヘルツォーク、2009)
※テレンス・マクドノー(ニコラス・ケイジ) 1992年版のリメイク的作品。今回はニコラス・ケイジがドラッグと汚職にまみれた警部補役を演じた。
『キラー・インサイド・ミー』
(マイケル・ウィンターボトム、2010)
※ルー・フォード(ケイシー・アフレック) 平穏な田舎町の保安官助手が、ふとしたきっかけから犯罪に手を染めていく。ジム・トンプスン原作小説の映画化。
『渇き。』
(中島哲也、2014)
※藤島昭和(役所広司)実際には元刑事なので悪徳刑事とは言えないが、その過激ぶりは見もの。現役でいえば、元後輩の浅井(妻夫木聡)のほうが悪徳刑事の名にふさわしいかも?
COP CAR 劇場情報
エリア 都市名 劇場名 公開日
北海道 札幌市 ディノスシネマズ札幌劇場 上映終了
東北 仙台市 桜井薬局セントラルホール 上映終了
  大館市 御成座 上映終了
  山形市 MOVIE ON やまがた 近日公開
関東 渋谷区 ヒューマントラストシネマ渋谷 上映終了
  豊島区 新文芸坐 上映終了
  世田谷区 下高井戸シネマ 上映終了
  立川市 立川 CINEMA CITY 上映終了
  横浜市 シネマ・ジャック&ベティ 上映終了
  厚木市 アミュ—あつぎ映画.comシネマ 上映終了
  伊勢崎市 プレビ劇場ISESAKI 上映終了
中部・北陸 名古屋市 名古屋シネマテーク 上映終了
  富山市 フォルツァ総曲輪 上映終了
  金沢市 シネモンド 上映終了
甲信越静 長野市 シネマポイント 上映終了
  新潟市 シネ・ウインド 上映終了
関西 大阪市 シネ・リーブル梅田 上映終了
  尼崎市 塚口サンサン劇場 上映終了
  京都市 京都みなみ会館 上映終了
  神戸市 神戸アートビレッジセンター 上映終了
中国・四国 岡山市 シネマ・クレール丸の内 上映終了
  広島市 横川シネマ 上映終了
  松山市 シネマ・ルナティック 上映終了
九州・沖縄 福岡市 KBCシネマ 上映終了
  佐賀市 シアターシエマ 上映終了
  大分市 シネマ5 上映終了
  那覇市 桜坂劇場 上映終了